スペイン語時制体系再構築のための覚書--NGLEにおけるスペイン語時制の扱い方を踏まえて

Research output: Contribution to journalArticle

Abstract

2009年12月,Real Academia Españolaは1931年に出版された文法書Gramática de la lengua españolaから約80年の月日を経て,新しいスペイン語文法書 Nueva gramática de la lengua española(スペイン語新文法,以下NGLEと略記)を出版した.このNGLEの特徴については,すでに山村(2010a)において同書のスペイン語時制を扱った第23章を基に簡単に紹介した.本稿の目的は,そこで見たNGLEのスペイン語時制に対する見解をこれまで筆者がスペイン語の時制に関して論じてきた一連の内容と対照させながら,スペイン語の時制体系を考える上で看過すべきでない点を確認し,現代スペイン語の時制体系の再構築のために必要となる適切な理論的道具立てを明らかにすることにある.なお,本稿がその議論を展開する上で対象とするのはスペイン語直説法の単純時制であり,同法の複合時制および接続法の時制については扱わない.
Original languageJapanese
Pages (from-to)75-94
Number of pages20
Journal言語科学
Issue number46
Publication statusPublished - 2011

Cite this

@article{c5515e46a32144c59dd14f9da0b7d2a2,
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author = "ひろみ 山村",
year = "2011",
language = "Japanese",
pages = "75--94",
journal = "言語科学",
publisher = "九州大学",
number = "46",

}

TY - JOUR

T1 - スペイン語時制体系再構築のための覚書--NGLEにおけるスペイン語時制の扱い方を踏まえて

AU - 山村, ひろみ

PY - 2011

Y1 - 2011

N2 - 2009年12月,Real Academia Españolaは1931年に出版された文法書Gramática de la lengua españolaから約80年の月日を経て,新しいスペイン語文法書 Nueva gramática de la lengua española(スペイン語新文法,以下NGLEと略記)を出版した.このNGLEの特徴については,すでに山村(2010a)において同書のスペイン語時制を扱った第23章を基に簡単に紹介した.本稿の目的は,そこで見たNGLEのスペイン語時制に対する見解をこれまで筆者がスペイン語の時制に関して論じてきた一連の内容と対照させながら,スペイン語の時制体系を考える上で看過すべきでない点を確認し,現代スペイン語の時制体系の再構築のために必要となる適切な理論的道具立てを明らかにすることにある.なお,本稿がその議論を展開する上で対象とするのはスペイン語直説法の単純時制であり,同法の複合時制および接続法の時制については扱わない.

AB - 2009年12月,Real Academia Españolaは1931年に出版された文法書Gramática de la lengua españolaから約80年の月日を経て,新しいスペイン語文法書 Nueva gramática de la lengua española(スペイン語新文法,以下NGLEと略記)を出版した.このNGLEの特徴については,すでに山村(2010a)において同書のスペイン語時制を扱った第23章を基に簡単に紹介した.本稿の目的は,そこで見たNGLEのスペイン語時制に対する見解をこれまで筆者がスペイン語の時制に関して論じてきた一連の内容と対照させながら,スペイン語の時制体系を考える上で看過すべきでない点を確認し,現代スペイン語の時制体系の再構築のために必要となる適切な理論的道具立てを明らかにすることにある.なお,本稿がその議論を展開する上で対象とするのはスペイン語直説法の単純時制であり,同法の複合時制および接続法の時制については扱わない.

M3 - 記事

SP - 75

EP - 94

JO - 言語科学

JF - 言語科学

IS - 46

ER -