Abstract
災害情報の収集において,インターネットやスマートフォン上のツールを活用する機会が増えている.しなしながら,従来のツールは主として目視と手入力による災害情報の共有を支援するものであり,リアルタイム性および信頼性の高い有用情報を継続的に収集することは難しい.本稿では,市民がクラウドソーシングによる情報収集とオープンソースハードウェア/ソフトウェアに基づくセンサネットワークを手軽に活用して有用な災害情報を収集することができるツールキットを提案する.また,公共交通機関および街中の混雑状況の把握や,市街地の浸水状況の把握を例にとって,本ツールキットの有用性を議論する.
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 1-3 |
Number of pages | 3 |
Journal | 全国大会講演論文集 |
Volume | 2013 |
Issue number | 1 |
Publication status | Published - Mar 6 2013 |
Externally published | Yes |