Abstract
本稿では,イスに設置した圧力センサを用いた人物同定手法を提案する.健康の維持や「座りっぱなし」生活の改善に向けたスマートチェアが提案されている.スマートチェアを用いたアプリケーションは同じイスに同じ人物が座ることを前提としているが,実環境ではこの前提が崩れる場合も考慮する必要がある.本研究では,圧力センサを用いて取得した臀部の圧力分布から特徴量を抽出し,教師あり機械学習によって人物を同定する.圧力センサを用いて実際に取得した臀部圧力分布データを用いて「誰が座っているのか」を推定する実証評価を行った結果を報告する.
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 91-92 |
Number of pages | 2 |
Journal | 第81回全国大会講演論文集 |
Volume | 2019 |
Issue number | 1 |
Publication status | Published - Feb 28 2019 |