Abstract
超高速無線通信が可能になるミリ波帯は、次世代無線通信向けの周波数帯として注目されている。特に57~66GHzは、多くの国で免許不要で使用可能な周波数帯として割り当てられ、今後はこの帯域に対応した電子機器、小型携帯端末が普及すると期待される。我々は、0.18umCMOS構造を用いたBPF(Band Pass Filter)の開発を行ってきた。しかし、CMOS構造はコスト面では優れているが、電力損失が大きい問題がある。今回、これを改善するため、導電部の導体を太くし表皮効果による影響を小さくする方法と、グランドプレーンを下層に設置し、PGS(Patterned Ground Shield)と呼ばれる波長短縮技術を使う方法の2点を提案する。
Translated title of the contribution | 60 GHz-band miniaturized bandpass filter on CMOS |
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Original language | Japanese |
Pages (from-to) | 471-474 |
Number of pages | 4 |
Journal | エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 |
Volume | 27 |
Issue number | 0 |
DOIs | |
Publication status | Published - 2013 |