Abstract
インプラント治療において,骨量不足症例への挑戦が増加し,骨増生の重要性が高まっている.骨増生に関する我々の研究を紹介する.<br> ①骨増生の簡便化を目指し新術式の開発を行っている.単回のスタチン注射投与による無切開・非侵襲的骨増生を提案する.スタチンの骨形成作用に関する研究から,今回の開発に至った経緯について解説する.<br> ②“骨を模倣する”というコンセプトで骨補填材料の開発を行っている.組織再生に必要な要素として,細胞,成長因子,足場,血流が知られており,骨とりわけ海綿骨はすべての要素を含んでいる.合成高分子化合物をスタート材料とした,海綿骨を模倣した自己細胞侵入型骨補填材を紹介する.
Translated title of the contribution | Development of the novel bone augmentation technique and bone substitute materials-topical application of statin- |
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Original language | Japanese |
Pages (from-to) | 414-416 |
Number of pages | 3 |
Journal | 日本補綴歯科学会誌 |
Volume | 5 |
Issue number | 4 |
DOIs | |
Publication status | Published - Oct 10 2013 |