P26 ヘアリーベッチに含まれるシアナミドの植物成長抑制作用

Translated title of the contribution: P26 Plant growth inhibitory activity of cyanamide in hairy vetch

中島 江理, 平舘 俊太郎, 加茂 綱嗣, 藤井 義晴

Research output: Contribution to journalArticle

Abstract

マメ科牧草であるヘアリーベッチ(Vicia villosa Roth)は、強いアレロパシー作用をもつことが知られており、また、窒素固定による緑肥効果があることから、耕作放棄地や果樹園などの雑草防除に利用されている.このヘアリーベッチに含まれる植物成長阻害物質として、加茂らによりシアナミド(Fig.l)が単離・同定された.シアナミドは窒素肥料である石灰窒素の主成分であり、一方で果樹の休眠打破剤として古くから利用され、また、殺菌、防虫、除草効果を持つことが報告されている.これまでシアナミドは化学的に合成されており、自然界には存在しないと考えられていたが、ヘアリーベッチの体内成分として天然に存在していることが明らかとなり、加えてヘアリーベッチの他感物質として重要な役割を果たしている可能性が示唆された.そこで本研究では、植物界におけるシアナミドの役割について解明することを目的とし、まず、シアナミドの各種植物に対する生育阻害活性について調べた.また、これまでの研究により、ヘアリーベッチ各品種の葉においてそのシアナミド含量には違いが見られたことから、ヘアリーベッチ各品種のシアナミドに対する感受性について検討した.
Translated title of the contributionP26 Plant growth inhibitory activity of cyanamide in hairy vetch
Original languageJapanese
Pages (from-to)178-179
Number of pages2
Journal雑草研究
Issue number43
Publication statusPublished - Apr 16 2004

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