Abstract
本稿では,不確かなパラメータを有する連続時間線形時不変系のロバストH2性能を解析するための新たな手法を提案する.既存の手法の多くがロバストH2性能の上界値計算に留まり,その厳密性の評価が不十分であるのに対し,本稿では上界値計算のためのLMIの双対LMIを考えることで,計算された上界値がロバストH2性能の真値と一致していることを帰結し得る双対解に関する条件を明らかにする.さらに広範な数値例をもとに提案手法の有効性を示す.
Translated title of the contribution | Robust H2 Performance Analysis of Continuous-Time LTI Systems Affected by Parametric Uncertainties |
---|---|
Original language | Japanese |
Pages (from-to) | 210-210 |
Number of pages | 1 |
Journal | システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 |
Volume | 8 |
Issue number | 0 |
DOIs | |
Publication status | Published - 2008 |