オーディオ・ヴィジュアル・メディアによる音楽聴取行動における視覚と聴覚の相互作用

Translated title of the contribution: The interaction between auditory and visual processing when listening to music via audio-visual media

岩宮 眞一郎

Research output: Contribution to journalArticle

Abstract

AVメディアを介しての音楽聴取行動において、音楽再生音の印象に対する映像情報の影響、並びに映像の印象に対する音楽情報の影響を調べ、どのような視覚と聴覚の相互作用が生じているのかを検討した。迫力、明暗、ユニークといった、視覚と聴覚に共通した性格を通して、聴覚の印象が視覚の印象を強調する共鳴現象が認められた。また、総合的な印象からのフィードバックの介在した協合的な相互作用により、映像を"面白く"する傾向が見られた。更に、映像の付加が、音の"汚さ"を目だたなくさせるような、感覚の感受性の変化も確認された。音楽再生音の最適聴取レベル決定には、再生音の"迫力"のみならず、映像の"迫力"も影響していた。
Original languageJapanese
Pages (from-to)146-153
Number of pages8
Journal日本音響学会誌
Volume48
Issue number3
Publication statusPublished - Mar 1 1992

Cite this

オーディオ・ヴィジュアル・メディアによる音楽聴取行動における視覚と聴覚の相互作用. / 岩宮眞一郎.

In: 日本音響学会誌, Vol. 48, No. 3, 01.03.1992, p. 146-153.

Research output: Contribution to journalArticle

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TY - JOUR

T1 - オーディオ・ヴィジュアル・メディアによる音楽聴取行動における視覚と聴覚の相互作用

AU - 岩宮, 眞一郎

PY - 1992/3/1

Y1 - 1992/3/1

N2 - AVメディアを介しての音楽聴取行動において、音楽再生音の印象に対する映像情報の影響、並びに映像の印象に対する音楽情報の影響を調べ、どのような視覚と聴覚の相互作用が生じているのかを検討した。迫力、明暗、ユニークといった、視覚と聴覚に共通した性格を通して、聴覚の印象が視覚の印象を強調する共鳴現象が認められた。また、総合的な印象からのフィードバックの介在した協合的な相互作用により、映像を"面白く"する傾向が見られた。更に、映像の付加が、音の"汚さ"を目だたなくさせるような、感覚の感受性の変化も確認された。音楽再生音の最適聴取レベル決定には、再生音の"迫力"のみならず、映像の"迫力"も影響していた。

AB - AVメディアを介しての音楽聴取行動において、音楽再生音の印象に対する映像情報の影響、並びに映像の印象に対する音楽情報の影響を調べ、どのような視覚と聴覚の相互作用が生じているのかを検討した。迫力、明暗、ユニークといった、視覚と聴覚に共通した性格を通して、聴覚の印象が視覚の印象を強調する共鳴現象が認められた。また、総合的な印象からのフィードバックの介在した協合的な相互作用により、映像を"面白く"する傾向が見られた。更に、映像の付加が、音の"汚さ"を目だたなくさせるような、感覚の感受性の変化も確認された。音楽再生音の最適聴取レベル決定には、再生音の"迫力"のみならず、映像の"迫力"も影響していた。

M3 - 記事

VL - 48

SP - 146

EP - 153

JO - 日本音響学会誌

JF - 日本音響学会誌

SN - 0369-4232

IS - 3

ER -