抄録
我々の研究グループでは、波長可変でディスポーザブルであるという特徴を有する有機フィルムレーザーのコンパクトな励起光源として、半導体レーザー励起マイクロチップNd:YAGレーザーの開発を行っている。有機フィルムレーザーの励起光として紫色レーザー光が必要であるため、NdのR<sub>2</sub>-X<sub>1</sub>遷移を利用して1320 nmで基本波発振させ、その第三高調波440 nmを発生させることを目標としている。今回、ロングパルス発振している状態で、共振器内に可飽和吸収体Co:Spinelを挿入することで、Qスイッチ発振させ、その出力を利用して第2,第3高調波を発生させた。講演では発振スペクトル等の詳細について報告する。
寄稿の翻訳タイトル | Passively Q-switched Oscillation and Harmonic Generation of Micro-Chip Nd:YAG Laser at 1320 nm |
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本文言語 | 未定義/不明 |
ページ(範囲) | 560-560 |
ページ数 | 1 |
ジャーナル | 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 |
巻 | 2009 |
号 | 0 |
DOI | |
出版ステータス | 出版済み - 2009 |