九州大学福岡演習林の植物相

山内 康平, 井上 晋, 壁村 勇二, 大崎 繁, 井上 一信, 長澤 久視, 扇 大輔, 古賀 信也, 菱 拓雄, 榎木 勉, 今村 雄太, 大津 洋暁, 高橋 一太, 小倉 美保, 桑原 花, 安田 悠子, 内海 泰弘

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抄録

九州大学農学部附属演習林福岡演習林(以下,福岡演習林)では1922年に現在の福岡県糟屋郡篠栗町および久山町に設置されてから現在まで森林の管理を継続的に行ってきた。しかし,福岡演習林内の植物相については1934年以後報告が無くその後の植物相の変化は明らかでない。そこで本調査では福岡演習林の林班ごとの植物相を調べ77年間での変化を検討した。本調査で維管束植物は小葉植物2科3種,シダ類16科59種,裸子植物4科7種,被子植物87科353種で合計422種が確認され,種組成は1934年の調査と大きく異なった。調査した440方形区において出現頻度の上位5種はテイカカズラ,ヒサカキ,シロダモ,ヤブニッケイ,ネズミモチだった。出現種数は多い順にキク科30種,バラ科22種,オシダ科19種,シソ科17種,マメ科14種だった。また18種の帰化植物が出現し,うち8種は環境省の指定する要注意外来生物であった。
本文言語日本語
ページ(範囲)48-73
ページ数26
ジャーナルBulletin of the Kyusyu University Forests
94
出版ステータス出版済み - 5 2013

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