嵩高い表面置換基を持つ光応答型高スピンデンドリマーの磁気的性質

秋田 健行, 古賀 登

研究成果: ジャーナルへの寄稿学術誌

抄録

分子間および分子内の空間を通したカルベン消失反応および反強磁性的相互作用を制御するため、光応答型高スピン化合物前駆体であるポリジアゾデンドリマーの表面置換基として、ビス(ベンジルオキシ)ベンジルエーテルなどの嵩高い置換基を導入した化合物1, 2を合成し、その凝集フィルム状態及び剛体溶液中での光照射後の磁気的性質について検討を行った。その結果、テトラキス[ビス(ベンジルオキシ)ベンジルエーテル]置換モノジアゾ化合物1bおよびテトラキス{ビス[ビス(ベンジルオキシ)ベンジルオキシ]ベンジルエーテル}置換体1cでは凝集フィルム状態においても分子間の空間を通した反強磁性的相互作用は観測されなかった。
寄稿の翻訳タイトルMagnetic Properties of Photo-Responsive High-Spin Dendrimers Having Bulky Peripheral Groups
本文言語未定義/不明
ページ(範囲)163-163
ページ数1
ジャーナル基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集)
17
0
DOI
出版ステータス出版済み - 2004

フィンガープリント

「嵩高い表面置換基を持つ光応答型高スピンデンドリマーの磁気的性質」の研究トピックを掘り下げます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。

引用スタイル