地下採石空間における季節変動をともなう通気環境の測定

Kyuro Sasaki, Yuichi Sugai, Koki Kimura

研究成果: Contribution to journalArticle査読

抄録

本研究では,凝灰岩の採石跡空間において,1996年から1997年に実施した現場測定データにもとづいて,換気特性と温熱環境条件との相互の関連性についての分析を行った。測定対象とした地下空間は,約14600m3の容積を有する比較的大きな地下採石跡空間である。測定を実施した当時は,主として入坑口からの自然通気による換気と坑内切羽を対象とした局部風管通気が併用された換気システムを採用していた。空間内の通気量,温度,湿度および粉じん濃度などの坑内環境が季節変動を有し,空間換気特性の評価は鉱山通気網の場合とは異なり,季節変動を含めたアプローチが必要とされた。一方,自然換気であるため坑口での風向・風速が時間帯によって変動していたため,単純な風速または風量から空間の換気状況を評価することは難しいことから,トレーサガス法の適用が適切であると判断された。本研究では,トレーサガス法で測定した換気風量と空間環境や外部気象との相互関連性を現場測定データに基づいて季節変動を考慮して明らかにした。
寄稿の翻訳タイトルAirflow Measurements and Evaluation of Effective Ventilation Flow in an Underground Quarry using with Tracer Gas Method
本文言語日本語
ページ(範囲)209-217
ページ数9
ジャーナルJournal of MMIJ
128
4,5
DOI
出版ステータス出版済み - 3 25 2012

All Science Journal Classification (ASJC) codes

  • 地盤工学および土木地質学
  • 公衆衛生学、環境および労働衛生
  • 流体および伝熱

フィンガープリント

「地下採石空間における季節変動をともなう通気環境の測定」の研究トピックを掘り下げます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。

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