1,1-ジアリールエテニル基を基軸とするエレクトロクロミズム系の構築と多様性

樋口 博紀, 太田 英輔, 河合 英敏, 藤原 憲秀, 鈴木 孝紀

研究成果: ジャーナルへの寄稿記事

抜粋

光、熱、電場などの外的刺激に対してその物性値を変えるものは分子素子への応用が期待される。我々は、調光材料や表示機能などへの利用が可能な応答系として電位を入力とし、その色調変化を主な出力とするエレクトロクロミズム系の構築を精力的に行っている。本研究では、酸化還元によって分子間あるいは分子内でC-C結合の形成と切断を伴うエレクトクロミズム系の構築に成功した(Scheme 1)。また、化合物2の骨格のベイ領域を嵩高くし回転障壁を持たせることでわずかな例しかないキラルな酸化還元対へと展開できた。さらにアルキルエーテル鎖で連結された3ではシクロファン型のジカチオンが、4の場合ではオリゴメリックなポリカチオンが関与したエレクトロクロミズム系となることが明らかとなった。また現在5のような電子供与体についても検討を行っている。
元の言語未定義
ページ(範囲)101-101
ページ数1
ジャーナル基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集)
17
発行部数0
DOI
出版物ステータス出版済み - 2004

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