デザイナーのエコデザインへの意識と取組み: 国内の家電・電子機器メーカーのインハウスデザイナーを対象として

Yoshitaka Sugimoto, Eizo Okada, Katsuhiko Kushi, Kentaro Yamamoto

研究成果: Contribution to journalArticle査読

抄録

国内の家電・電子機器メーカーの環境問題への取組みが一段と加速している中で、常に製品開発の源流に立ち、製品の生産から廃棄に至るプロダクトライフサイクルの多くのプロセスに関与するデザイナーの役割は非常に重要である。本研究では、企業のエコロジカルな製品開発の取組みにおける現在のインハウスデザイナーの関与の実態について調査・考察を行った。そのために、企業のデザイン部門に対してアンケート調査を実施した。調査の結果、デザイン部門のエコデザインへの取組みでは依然設計開発時に関する取組みに対する意識が高く、その要因として、コスト削減や販売訴求効果、外観の新規性などの相乗効果がなければ製品化に結実することが困難な実態が明らかになった。また、今後デザイン部門で積極的に取組まれるべきエコデザインの領域は、①外観における素材や加工法開発、②ロングライフデザイン、③製品のエコ機能や構造、新たなサービス提案、④製品使用時にユーザにエコを喚起させる、または働きかけを行うデザインであると考えられる。
寄稿の翻訳タイトルDesigners' awareness and approach to ecological design: How designers who are working as members of consumer electronics manufacturer participate in ecological activity
本文言語日本語
ページ(範囲)81-88
ジャーナルデザイン学研究
57
5
出版ステータス出版済み - 1 2011

フィンガープリント

「デザイナーのエコデザインへの意識と取組み: 国内の家電・電子機器メーカーのインハウスデザイナーを対象として」の研究トピックを掘り下げます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。

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