利用者の視点に基づくシーン検索のためのイベント-アクティビティモデル

牛尼 剛聡, 広部 一弥, 渡邉 豊英

研究成果: Contribution to journalArticle査読

抄録

本論文では, さまざまな利用者の視点に従ってシーンを検索可能な動画像データモデルを提案する. 従来の動画像検索システムでは, 検索対象であるシーンに直接キーワードなどの属性を付加し, 指定された属性をもつシーンを検索する手法が一般的に用いられてきた. しかし, この手法では, キーワードの語彙やシーンのとらえ方がデータベース作成者の視点に依存するために, 検索対象となるシーンはあらがじめ限定され, 利用者の視点に基づいて検索することが困難である. そこで, 我々は, 利用者の検索要求に基づいて動的にシーンを構成可能なイベント-アクティビティモデルを開発した. 本モデルでは, 動画像中に表現された実体の特性の変化と実体間の相互作用をイベントとして定義し, 動画像のフレームにイベントをインデックスとして対応づけることにより, 動画像の内容をイベント系列として定義する. 利用者はイベント系列パターン (アクティビティ) を指定し, システムはイベント系列中からアクティビティに含まれる部分系列を抽出することによりシーン検索を実現する.
寄稿の翻訳タイトルEvent-Activity Model: A Data Model for Retrieving Scenes According to Views of Users
本文言語日本語
ページ(範囲)256-267
ページ数12
ジャーナル電子情報通信学会論文誌. D-1, 情報・システム 1-コンピュータ
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出版ステータス出版済み - 1 1999

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