労災保険第二種特別加入制度に基づく一人親方団体の設立経緯にみる林業労働の課題(原著論文)(特集 林業経営の展開と労働問題-その担い手像-)

川﨑 章惠, 興梠 克久

研究成果: Contribution to journalArticle査読

抄録

林業従事者が減少する中、2000年代に入って林業の一人親方としての労災保険加入者(第二種特別加入)が増加している。加入者には、従来から請負人として就業していた者だけではなく、雇用林業労働者が解雇されて請負人となった例もみられ、本制度が単に請負人だけの課題に止まらないことを示している。そこで、本稿では一人親方団体の設立経緯や背景を明らかにすることで、その傾向から林業労働が抱える課題を明らかにすることを目的とした。その結果、一人親方団体の設立経緯は、(1)直接雇用労働者の請負化、(2)請負人の労災保険加入、(3)その他と大きく3つに分類でき、その背景には林業労働の特殊性や行政の指導・支援の困難性が見てとれる。
寄稿の翻訳タイトルIssues of Forestry Labor as Seen in Establishing Independent Contractors Groups based on Class II Special Enrollment in Industrial Accident Insurance (Original Article) (Series: Development of Forest Management and Problem of Labor-Model of Forestry Workers-)
本文言語Japanese
ページ(範囲)2-15
ページ数14
ジャーナル林業經濟
63
1
DOI
出版ステータス出版済み - 2010

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