WiFi APを用いたセンサ測位に向けたWiFi AP動作チャネル推定手法

石田 繁巳, 泉 幸作, 國廣 陽介, 田頭 茂明, 福田 晃

研究成果: ジャーナルへの寄稿記事

抜粋

屋内ではGPS(Global Positioning System)が利用できないため,屋内センサ ネットワークにおいて膨大な数のセンサノードの位置を取得することは大きな 課題の1つとなっている. 筆者らはWiFi AP(アクセスポイント)を測位基準ノードとして利用するセンサ ノード測位システムの実現を目指している. IEEE 802.15.4(ZigBee)モジュールを具備したセンサノードでは WiFi(IEEE 802.11)の信号を受信することはできないため,無線通信規格の 違いを乗り越えてセンサノードでWiFi信号を検出し,RSS(受信信号強度)を測 定する手法をこれまでに開発した. 本論文ではセンサノード上でWiFi APの動作チャネルを推定するWiChestを示す. センサノードで測定したWiFi信号のRSSはWiFiの動作チャネル,センサノードの ZigBeeチャネルの両方の影響を受けるため,正確なRSSの測定に向けてはWiFiの 動作チャネルに応じてセンサノードのチャネルを切り替えることが必須となる. このため,マルチチャネルAP検出,AP信号分離,動作チャネル推定という3つの 手法を組み合わせてWiFi APの動作チャネルを推定するWiChestを開発した. 市販のWiFi APとセンサノードを用いた実証評価を行い,WiChestによってF値 0.80でAPの動作チャネルを推定できることを確認した.
元の言語Japanese
ページ(範囲)225-236
ページ数12
ジャーナル情報処理学会論文誌
58
発行部数1
出版物ステータス出版済み - 1 15 2017

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